ニュースリリース
クルマ・技術
マツダ、クリーンディーゼルエンジンの制御プログラム最新化サービスを開始
- 「MAZDA3」と「CX-30」初期型モデルの「SKYACTIV-D 1.8」の出力とトルク性能を向上 –
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」搭載車の「MAZDA3」「MAZDA CX-30」初期型モデル*1を対象に、エンジンの制御プログラムの最新化サービス「MAZDA SPIRIT UPGRADE D1.1(マツダ スピリット アップグレード ディー 1.1)」*2を、本日より全国のマツダの販売店を通じて販売開始いたします。
マツダは、既存モデルにお乗りいただいているお客さまを対象に、保有車両の商品性向上を目的とした制御プログラムなどの最新化サービス「MAZDA SPIRIT UPGRADE(マツダ スピリット アップグレード)」を、今年2月より開始いたしました。今回のサービスは「SKYACTIV-D 1.8」エンジンのアップグレード第1弾として「MAZDA SPIRIT UPGRADE D1.1」という名称で販売します。
本サービスは、エンジン制御プログラムを最新化し、素早いアクセル操作に対する応答性とコントロール性を向上させるものです。燃費性能はそのままに、最高出力が116PS/4,000rpmから130PS/4,000rpm(+14PS)に上がり、発進から加速の時には応答の良さや力強さを感じられ、またアクセルを踏み込んだ時にスムーズな加速を感じていただけます。また、高速道路での合流・追い越しなど、アクセルを踏み増し一気に加速するシーン(3000rpm~)において、より力強いトルクを瞬時に生み出し、ディーゼルエンジンの強みであるパワフルな加速を持続的に発揮します。
本サービスの希望小売価格は、46,200円(税込)+工賃*3です。ご希望のお客さまは、最寄りの販売店にご連絡いただき、ご来店日時をご予約の上、制御プログラムの最新化を行っていただくことで、最新モデル*4と同等の性能が得られます。
本サービスの詳細や開発者の想いについて紹介する、開発エンジニアによるトークショーを9月4日(土)20時より公式YouTubeチャンネルにてライブ配信します。(配信URLは、以下オフィシャルWEBサイトよりご確認下さい)
マツダは、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることにより、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
■「MAZDA SPIRIT UPGRADE D1.1」に関する情報サイト:
URL https://www.mazda.co.jp/carlife/spirit-upgrade/
- *1: サービス対象車は、MAZDA3 2019年4月2日~2020年11月3日生産 車体番号範囲BP8P-100012~BP8P-110288、CX-30 2019年8月6日~2020年11月30日生産 車体番号範囲DM8P-100006~DM8P-112162。
- *2: 本サービスは、国内仕様車を対象とした国内専用のサービスです。エンジン制御プログラムの最新化サービスは、昨年11月に道路運送車両法の一部が改正されたことで、使用過程時の車両へのソフトウェアアップデートによって性能変更や機能追加(改造)が可能になる許可制度にのっとり、実施するものです。
- *3: 表示価格に工賃は含まれておりません。工賃は、販売会社毎に異なりますので、お近くの販売店へお問合せ下さい。
- *4: 2020年11月(MAZDA3)/2020年12月(CX-30)の商品改良車での改良メニューの一部